入谷式足底板(インソール)制作で非常に多大な実績を残されており、『BSUB4 PROJECT』をご支援いただいているまつだ整形外科クリニック様に、千葉さん専用のインソール制作してもらいに行きました。
現地到着です。まつだ整形外科クリニック様では地域に密着して「優しい医療」「レベルの高い医療」を提供されており、1日平均300人もの患者さまが訪れているということで、当日も非常に多くの患者さまで賑わっていました。
まずはスタッフの皆様にご挨拶をし、自己紹介と問診を受けました。足の指についての心配事ごとなどを相談したところ、親切に答えてくださいました。今日の制作の流れをご説明いただき、楽しみな制作工程に入ります。
インソールの制作開始です。インソール制作の経験豊富な長山PTにご担当いただきました。
長山PTによる身体バランス評価で、上半身が右側に傾く傾向があることがわかりました。
0.2ミリと0.5ミリの2種類のテープを使い分け、微妙な足裏の構造を見極めてテープを張り、歩行状態を確認しながらテープを補正していく緻密な作業を繰り返していきます。
型が決まったら、加工作業に入ります。コンマ1ミリ単位で思い通りの型を再現する、まさに職人芸の作業になります。
声をかけづらいほどの集中力がひしひしと伝わってきました。
15分ほどできあがりました。履いた瞬間、千葉さんも思わず満面の笑みです。歩行と小走りを何度か繰り返し、感触を試しながら微修正を経て、とうとう完成しました。
インソールを履く前後の身体バランスの違いについて動画をチェックしながら丁寧に解説いただきました。感触で実感できるだけではなく、歩行状態が改善されていること一目瞭然でした。
最後は固い握手です。非常にお忙しい中、スタッフのみなさまにとても懇切丁寧にご対応いただき、ありがとうございました。インソールのメンテナンスにもご協力いただくことになり、今後もよろしくお願いします!
患者さんに優しく温かみがありながらも、レベルの高い医療を提供すること。これこそが私たちクリニックのクレドになっています。
来院された患者さんに少しでも早く正確な診断を行い、かつ適切な治療を行うためにソフトとハードの両面を充実させています。また、骨ドック、脳ドックといった予防医学に力を入れ、健康寿命の延伸を目指します。医療とスポーツと食を通じて人々を健康にし、地域の活性化に尽力しています。
1994年 富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業
整形外科学教室入局1995年富山医科薬科大学麻酔科研修
1996年 軽井沢病院整形外科 以降、大学関連病院勤務
2000年 埼玉県 葦の会 「石井クリニック」
2003年 ドイツVulpius Clinic 短期研修2005年アメリカ合衆国 Florida Tampa General Hospital留学
2007年湘南鎌倉人工関節センター 人工関節部長・研究開発部長
海外(オーストラリア・パース)にて最小侵襲手術(MIS)人工膝関節置換術の研修を修了
〒360-0203 埼玉県熊谷市弥藤吾180-1
Webサイト:
http://matsuda-seikei.jp/
入谷式足底板の使い心地を感じるために、3.5キロ歩いて走ってみました。
履いた瞬間は、アーチがしっかりサポートされていて声が出てしまうほどです。ランニング中ではもっと実感できます。以前使っていたインソールは靴に履かされている感じがあって若干足首もぐらついていましたが、入谷式足底板を入れてからは、足の安定性が格段にアップ! つま先がつんのめる感じもなく、親指の爪の心配もなくなったように感じました。まさに「足の一部」になりました。この一体感は市販のインソールではできないと思います。
仕事中は足袋型シューズのため足底板が入りませんから、その違いがすごくわかります。
私がインソールを作成するうえで大切にしていることは、「疾患で診ることはしない」ということです。
この人は麻痺があるから、この人は膝が悪いからという考えは持たずに、現在の歩きでどこが使えていないか、どのようにしたら楽に動けるかとういうことを考えて作成に当たっています。千葉さんご自身、自己分析が的確で自分の身体に対する感覚が優れているなと感じました。
インソールを作成する中で、現在の自分の状態や問題点を理解されていたので、インソールの作製が大変スムーズにいきました。足下から千葉さんを支えています。千葉さんらしく東京マラソンでのフルマラソン頑張って下さい。