B-SUB4
PROJECT始動

脳卒中の後遺症を乗り越えた
Brain Survivorの新たな挑戦

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News
  • 2017年6月12日『B-SUB4 PROJECT』公式サイトをオープンしました。

Story

脳卒中から奇跡的に生還した、1人の男がいる。

ごく普通の日常は、当然の病魔によりある日もろくも崩れていく。
病院のベッドで目を覚ました時、失ったものの大きさに気づく。

だけど…

「失ったからこそ、何かを得なければならない」
「自分は何を取り戻すべきなのだろう?」

頭によぎったこと。
それは、
経験したこともない
「フルマラソン」
への挑戦。

4年間、成功と挫折を繰り返しながら
「何か」を取り戻すために走り続けてきた。

そして、2017年初春。
さらなる限界に挑むため、ひとつの決意をする。

「東京マラソンで、SUB4を実現したい」

失ったものを取り戻す試みはまだ終わらない。
この場所はゴールではないはずだ。
人生はまだまだ続いていくのだから。

もっと先にある場所に到達したときにこそ
見えるはずの景色を見てみたい。
もっと、もっと、
大きな「何か」を
手に入れてみたい。

湧き上がる好奇心に、ひとつまみの勇気をブレンドして、
新たな一歩を、今踏み出す。

B-SUB4 PROJECT

Concept

「SUB4」とは、フルマラソンにおいて「4時間を切る」ことを意味します。

当時34歳という若さで脳梗塞を発症し、命の危険を乗り越えたBrain Survivorの千葉豊さん。
奇跡の生還と引き換えに、重い後遺症が残りました。
懸命のリハビリの末に復職を果たしたものの、母と祖母を同じ脳梗塞で亡くしている彼は自分だけが生き残った意味について考えるようになります。

そして、彼は未経験だったフルマラソンの参加を決意。
2度のチャレンジで1度はみごとに完走を果たしたが、彼のチャレンジは未だ終わりません。

なぜならば、人生はまだ続いていくのだから。
人生が続く限り、取り戻すことができる「何か」への好奇心は尽きることがないのです。

脳梗塞、脳出血などの脳卒中後遺症リハビリサービスを提供する脳梗塞リハビリセンターでは、「東京マラソンで4時間を切る」という彼の大いなる夢のために特別チームを編成。

専門の医療知識でプロジェクトを支えるリハビリ医師。
リハビリのスペシャリストである理学療法士。
プロも指導するランニングコーチ。
フルマラソンに耐えうる身体環境を整える管理栄養士。

各分野のスペシャリストが集い、障がいを乗り越えて夢を追いかけるひとりのチャレンジャーを中心に、脳卒中後遺症がもたらす壁をのり越えていく試みが、『B-SUB4 PROJECT』です。

Profile

千葉 豊YUTAKA CHIBA

1978年、神奈川県生まれ。
大型トラック運転手として充実した生活を送っていたが、34歳で脳梗塞を発症し、片麻痺など後遺症が残る。

リハビリで少しずつ回復し復職に至るも、自身の今後の人生を考えた末、リハビリの可能性を信じ、フルマラソンに未経験ながらチャレンジすることを決意。

2度の大会参加を経て、障がいを抱えながらも挑戦し続けることの意義に目覚め、東京マラソンでの4時間切りを目指して日々トレーニングに励む。

NPO法人「患者スピーカーバンク」など、自身の脳梗塞後遺症体験を語る活動に精力的に従事。

Member

山﨑 康太郎

リハビリ専門医
リハビットHC 代表
竹川病院 / 慶應義塾大学病院
東京大学医学部卒業

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人間の能力の限界を吹き飛ばしたくて医学部に入る。在学中の諸々の活動や卒後のリハビリテーションの臨床・研究・教育での多職種連携の経験から、プロフェッショナルが集まって唯一解のない課題に挑むことに完全にハマる。「不可能にチャレンジする」リハビリのロマンは大好きだが、リハが要らない世の中を目指したいとも欲張るようになり、生活(habit)を再考・再構築(re-)して行動変容を起こすため産業医活動や講演活動を始めた。BtoBtoE、対多の予防医学で世の中を変えたい。

PROJECTへの思い

新しいことへの挑戦・不可能を可能にする試みには須らく困難が伴いますし、そこに疾病や障害の有無は関係ありません。寝て起きれば新しい日が来て違う人生に踏み出すことができる。毎日は続いていることそれだけでもドラマですが、わけてもリハビリ経過においてマラソンを始めたというエピソードは極めて刺激的です。
リハビリの営みでは徹底的に各個の事情に寄り添うことが求められ、どんな成功も奇跡も参考事例に過ぎないと冷徹に言い放つこともできます。それでも、きわめて私的なこの挑戦がひとりでも多くの方の行動変容の嚆矢となることを願うとともに、希望であったり危機感であったりといったそれぞれの一歩にソリューションを提供できるよう、先駆けとしてありたいと思っています。

福田 俊樹

理学療法士
脳梗塞リハビリセンター 新宿センター長
名古屋大学医学部保健学科理学療法学専攻卒業

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初台リハビリテーション病院にて病棟主任として脳卒中の回復期リハビリに従事、その後より患者さんの希望・望みを叶える為に生活期の脳卒中リハビリが限度なく行える現職へと移る。今までに脳卒中のリハビリを行った人数は数千人を超えており、また若手セラピスト対象のセミナーを開き指導する活動も行い、脳卒中を取り巻く社会環境に対してもアプローチを行っている。

PROJECTへの思い

今まで10年以上、脳卒中のリハビリに携わってきましたが、フルマラソンを完走する、更に4時間切りを目指すという話は聞いたことがありません。

また、リハビリは限られた時間・限られた期間で行うことが多く、本当にその方が達成したいことまで到達しない場合が往々にしてあります。そのような環境の中で発症当初、手足が動かせ無かった千葉さんがその目標を掲げて取り組まれている様子に感銘を受けました。

その方が望んでいることを最大限サポートできる機会、これこそがリハビリの原点だと感じ、お話を聞いたその時点でプロジェクトへの参加を希望致しました。またDr、管理栄養士、マラソンコーチの皆様とチームを組んでどんな化学反応を起こせるかも楽しみであります。チーム一丸となって千葉さんのその思いに最後まで寄り添い3時間台の世界を一緒にみてみたいと思います。

細野 史晃

ランニングコーチ
Sun Light History / Sun Light RC 代表
脳梗塞リハビリセンター 顧問
埼玉大学卒業

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2012年に自身の15年以上の競技経験と指導者のいない環境から指導歴が10年以上になる経験ベースに 埼玉大学教育学部時代に心理学、解剖学、コーチング学を学んだ知識を加えて 「楽RUNメソッド」を開発し、ランニングコーチとして独立。 2014年の2月には主著「マラソンは上半身が9割」を出版 Amazonのマラソン・ジョギング部門で1位を獲得。

また、脳梗塞リハビリセンターの立ち上げに関わり多くの理学療法士や鍼灸師などコメディカルの専門家から信頼も厚い。

短い時間でフォームがみるみる変わり、楽に走れるメソッドには走りの楽しさを感じさせてくれるという驚きと定評がある。

PROJECTへの思い

B-SUB4へ私が参画したのは、千葉さんのチャレンジしたい!という本気の思いを感じたからです。私自身が脳梗塞リハビリセンターの立ち上げからかかわっていたこともあり、脳梗塞の後遺症を持った方々の苦悩と苦労、そして努力をよく知っていました。そんな中フルマラソンを完走し、さらには4時間を切るという世界的に見ても前代未聞のとてつもないチャレンジです。これはランニングコーチでありながら脳梗塞のリハビリのことにも理解がある私のチャレンジでもあると感じ、今回このプロジェクトに参画しました。ぜひとも、B-SUB4プロジェクトの応援をよろしくお願いいたします。

板橋 里麻

管理栄養士・IOTA認定オーガニックセラピスト
株式会社たべかた 代表取締役
岐阜市立女子短期大学卒業

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小中学校で栄養教諭として2年間、食育の現場を経験。その後、健康事業を展開するベンチャー企業にてパーソナルカウンセリング業務、ウェブコンテンツ企画、イベント企画・運営などに携わる。その後8年のフリーランス経験を生かし、2016年に管理栄養士の集まる会社「株式会社たべかた」を設立。健康、美容系のコンテンツ作成、執筆、セミナー、メディア出演などの他に、自社でパーソナルカウンセリング、ヘルシーメニューのデリバリーなどを中心に予防医療のためのサービスを展開。

PROJECTへの思い

私自身もフルマラソンを走ったことがありますが、健常者でも難しいSUB4。千葉さんの挑戦が、後遺症に悩む人達へ、「今の自分だからこそ挑戦できることがあるかもしれない!」という希望を与えるよう、達成までサポートしていきます。必要な食事は、体の状況、ライフスタイル、体質などによって大きく異なります。千葉さんに合った食事法を見極め、再発防止のための普段の食事はもちろん、トレーニング時から当日まで、しっかりとパフォーマンスを上げるための食事コーチングを実施します!

竹田 庸介

プロジェクトコーディネーター
株式会社ネモフィラ
一橋大学社会学部卒業

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インターネット業界で10年以上企画営業やマネジメント業務に従事。
現在は株式会社ネモフィラにて、保険外リハビリサービスのマーケティング活動の支援を中心に、プロモーション、サービス企画から写真撮影、ライティングまで、幅広い業務を行っている。

PROJECTへの思い

千葉さんに初めてお会いしたときの、彼の一言を強烈に記憶しています。「自分は脳梗塞で何かを失ったから、これからの人生は何かを得なければならない。」
失ったものの大きさを、もっと大きい未来の可能性へ転換する力。千葉さんの魅力はそんなところにあると思います。
障がいとは関係なく、人は生きていく中でいろんなものを失うことから逃れることはできません。そして同時に、誰もが大きな未来を創り出す可能性をもっています。プロジェクトを通じて彼から溢れ出るほどの活力をお裾分けしてもらえることに感謝しつつ、この活動をより多くの人々に届けるべく、全力で走っていきたいと思います。

早見 泰弘

発起人
脳梗塞リハビリセンター
(運営会社:株式会社ワイズ 代表取締役会長)
法政大学経済学部卒業

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1995年より約20年間IT企業の経営に携わる。2013年に腰椎椎間板ヘルニア手術後にリハビリを行い社会復帰したことをきっかけに、2014年に株式会社ワイズを設立し介護保険リハビリ事業を行うが、社会保障の範囲を超えてリハビリを行いたいという利用者様の声に応えるべく「脳梗塞リハビリセンター」を設立し、現在では関東圏で7施設を経営する。脳卒中後遺症の方々の「諦めない」をサポートし、慢性期リハビリの新しい選択肢となるべく各地で講演活動なども行っている。

PROJECTへの思い

「後遺症を諦めないで良かった」脳梗塞リハビリセンターを卒業して社会復帰された方は必ず口にされます。
一方で「もっと早く知っていれば良かった!」「慢性期後遺症を乗り越えて改善した例はあるのか?」などの声も多く頂きます。
このプロジェクトはまさに、そういった声や疑問を代弁するチャレンジだと思っております。
SUB4を達成するため千葉さんの後遺症を諦めずにリハビリを続ける強い意志だけでなく、最高のメンバーをアサインしたいとの思いから、弊社の理学療法士だけでなく、医師、管理栄養士、マラソンコーチと同じ思いを持った各分野のプロフェッショナルが集まり本プロジェクトを発足するに至りました。
後遺症改善の可能性にチャレンジし、誰も達成したことのないブレインサバイバーのフルマラソン3時間台走破に向けて、チーム一丸となって取り組んでいきます。

Activity

プロジェクトの活動を随時報告していきます。

脳梗塞リハビリセンターでの初リハビリ

プロジェクト開始にあたり、身体の状態の確認とリハビリ体験のために、千葉さんに脳梗塞リハビリセンター大宮へきていただきました。

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第1回合同トレーニング開始!

プロジェクトチーム発足後、第1回の合同トレーニングが開催されました。

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入谷式足底板の制作に行きました

入谷式足底板(インソール)制作で非常に多大な実績を残されており、『B-SUB4 PROJECT』をご支援いただいているまつだ整形外科様に、千葉さん専用のインソール制作をお願いしに行きました。

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体づくりは栄養から!

第2回合同トレーニングから、管理栄養士の板橋さんが活動する「株式会社たべかた」プロデュースのランチデリバリーを始めました。

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メディカルチェック

都内某所で、チームメンバーに合流していただいた、リハビリ専門医で竹川病院にお勤めの山﨑先生に、千葉さんのメディカルチェックをしてもらいました。

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リハビリはやっぱり重要!

脳梗塞リハビリセンター大宮に、現在の千葉さんの身体状況確認と施術を行いにうかがいました。じっくり2時間かけての入念なチェックでこれからのトレーニングのためにも有意義な時間を過ごせました。

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Articles

千葉さんが脳梗塞を発症して以降の入院生活から、退院後の生活までの生活について全9回に渡ってお届けします。

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