2017年7月2日に開催された、所沢8時間耐久レースに、千葉さんが出走しました。日々のトレーニングの成果の腕試しとしての参加でしたが、見事フルマラソンを走りきり、千葉さんにとっても今後の自信につながる、大変貴重な大会となりました。
会場に到着です。所沢8時間耐久レースは今回で23回目の伝統ある大会です。
天気は暑いものの適度に雲もあり、心地よい風が吹いていてマラソン日和と言えそうです。千葉さんは2回目の参加のため、勝手もわかっていてリラックスした表情です。
休憩中のアイシングのための氷とキュウリ持参で、準備もバッチリです。
開会式が終わり、スタート位置にスタンバイ。
合図で一斉にスタートします。
千葉さんのポリシーの「無理しすぎないよう、無理する」の精神を胸に、いざ出陣!
午前中はできるだけ周を稼ぐ戦略で走ります。
飛ばしすぎず、日頃の細野コーチ、福田PTの指導を頭で振り返りながら、正しいフォームを強く意識しながら走ります。
カメラを向けると笑顔で余裕の表情です。
1回目の休憩です。
ドリンクとキュウリで水分、栄養補給をします。
足のマッサージ、アイシング、ストレッチを十分に行い、10分程度の短めの休憩で再度ランに復帰します。
復帰後、黙々と走る千葉さん。
カメラをみると笑顔になり、まだまだ余裕がありそうです。
早くも少しずつ歩き始める人も出始めている人と、かなりのハイペースで走る人が混在する中、自分のペースを守り続けます。
2回目の休憩です。
脚が少しずつ辛くなってきているようです。
ワセリンをたっぷり塗って指の擦れを防ぎ、アイシングもしっかり行いました。ここではランを継続できるよう無理をせずに約30分長めの休憩を入れました。
お昼過ぎということで、炭水化物摂取のためうどんを啜って、また出発です。
午後一からはだいぶ疲労の溜まった中での我慢の時間が続きます。
3回目の休憩に入ったら、思わず寝転ぶ千葉さん。この時点で9周まできており、ペースを維持できればフルマラソンは見えてきていることもあり、自信に満ち溢れた発言も飛び出しました。
手応えを感じて走れる喜びを噛み締めてランを再開します。
午後が深まるに連れて、雲が晴れて陽が射す時間が増えてきました。
この時間帯から、気温の上昇と湿度も非常に上がってきたこともあり、周囲でも脱落者や歩き始める人がだいぶ目につくようになりましたが、千葉さんはほぼ同じペースで淡々と走ります。
日陰は走り、日向はペースを落とすなど、工夫をしながら走る姿は頼もしいです。
4回目の休憩です。
この時点で残り2周でフルマラソンは完走になるため、8時間完走ではなく、フルマラソン完走に焦点を充てる気持ちを固めたようです。
カレーパンとギャバ入りチョコレートでエネルギーを補給し、大会関係者の方に水をかけてもらって最後のランに挑みます。
16:00を周り、日も少しずつ傾きつつありますが、多少きつい表情を見せつつも、決して無理せず自分のペースを守り続けていることが見て取れました。
13週を回ったところで、今回は無理せずゴールとなりました。
受付で成績表をもらいました。
見事フルマラソン達成です!!
想定通りの走りができ、想定外の事故もなく無事走りきれて満足げな千葉さんです。
レース後のインタビューは動画で御覧ください。
練習という位置付けで、無理せず休憩をたっぷり入れ込んでのこのタイムは、大きく手応えを感じています。
今のところ、大きな異変(ケガ)はありませんし、爪が無傷なのが嬉しいです。前後太もも・腰回りに筋肉痛が出ています。
今まではふくらはぎに強い筋肉痛がでていました。体の中心寄りに痛みが移動しているので、日頃練習しているフォームを維持できていると思われるため、それが一番の収穫です。
さらにパフォーマンスを上げていけるよう、頑張っていきますので、みなさん応援よろしくお願いします。